新年、静かな朝、春の海の音(ね)。日本人のこころにしみ込んだ文化そのものである。
一月一日、元日の朝は元旦。「旦」(朝、明け)とは地平線「_」の上に「日」の出る様から、とみごとな「象形」だ。それはまさにOrient、ラテン語で「日が昇る(方角)」そのものである。
オリエントとはローマ世界から見る「東方世界」であり、トルコのボスポラス海峡から東の地域、近東、中東、極東、と学校で習った多様な世界である。
「幻想・偏見をもっている」と西洋を批判したオリエンタリズムOrientalism(Pantheon Books)育毛剤の著者、エドワード・サイード(1935 - 2003)Edward Wadie Saidからして、エルサレム生まれのキリスト教徒、パレスチナ系アメリカ人と多様な経歴である。
New York TimesのTom Reissが5年をかけたという力作THE ORIENTALIST(Random House)は、オリエント異文化の十字路バクー(アゼルバイジャン)に生まれて国際的に活躍した作家育毛剤Lev Nussimbaum(1905 - 1942)の数奇な運命を描いている。ユダヤ人ながらイスラム教に改宗したが、そのクリスマスを祝う写真には驚かされる。同書の中で、イスラム教シーア派の重要宗教行事アシュラーで自分の体に鎖を鞭打って哀悼の意を表す、薬剤師 求人とされているのがDervishである。
近頃、日本のBall Game(球技=野球を指す)でダルビッシュという若手投手の活躍が耳に目に入り、「はて?」と思い聞いてみると、同投手の父君はイラン人とのこと。トルコからイランへの結びつきを考えた。その名を「有」。「ゆう」と発音するが、父君は「アリ=Ali」を念頭においたのだろうと想像できる。アリとはシーア派Shiiteの初代Imam(=指導者) Ali ibn Abi Talibである。
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